育メンのためのアドバイス ―妊娠6ヶ月

妊娠6ヶ月

歯医者さんには早めに行こう。多くの人が胎動を感じ始める時期だ。ゆったりとした服を着て、膀胱炎や風邪、インフルエンザに注意しよう。鉄分とビタミンCは貧血を予防する。体の左側を下にして横になり、体重の増えすぎや便秘に注意しよう。便秘を予防するために食物繊維と水分を摂ろう。喫煙、薬の服用、アルコールやカフェインの摂取は妊娠中控えよう。

20週目126日から132日

赤ちゃんのプロポーションは新生児のミニュチュアのようになった。目、鼻、耳、唇など表情は穏やかに見える。指をしゃぶって呼吸の練習をし始める。手 足の動きが活発になり、寝ている時間とがはっきりとしてくるだろう。心臓の動きも活発になって、聴診器で心音を聞くことができる。腰痛の人は硬いマットレスで 寝てみよう。

ベッドの人は、布団に変えてみるのも気分が変わっていいかもしれない。妊娠中は、歯茎が敏感になり、腫れたり、出血したりすることがあるが、これはホルモンが原因だ。髪の毛や爪がよく伸びるのも、ホルモンバランスの影響だ。胎児を包んでいる羊水は、3時間おきにすべて交換される。水分補給は羊水の取替を助けて妊婦 の健康維持にも重要だ。

ジュースは果汁100%のものだけを云い、甘みを加えたものをエードという。人間の体重の55~60%が水で、羊水の99%は液体です。水分は1日 200㏄グラス12杯分を摂るようにしよう。最も血液の流れをスムーズにする寢る姿勢は、左側を横にして足の間に枕を挟んで両足をクロスした時だ。むくみを防 ぎ胎児に送る血液を最大限にする。仰向けに寝ると心臓に戻る血流が悪くなり、うつぶせでは心地悪いでしょ。

21週目133日から139日

赤ちゃんが女の子の場合子宮の成長がほぼ完成する。男の子の場合、睾丸が骨盤から陰嚢に下がり始め、骨が固い骨になる。

まず硬くなるのが頭蓋骨だ。眉毛や髪の毛がはっきりと認識できるようになる。この時期赤ちゃんの体脂肪分は3.5%。これから誕生までに蓄えられる。

133日目はちょうど折り返しで、あと133日目が予定日になる。赤ちゃんは、子宮から出て外界に適用する準備を始める。女性の9割近くは貧血気味だが、妊娠をすると2割近くの女性が鉄分の不足で貧血になる。また貧血には血糖値の低下で起こることもあるので、手軽にたべられる物を持ち歩き、 こまめに食べるようにしよう。

胸や背中、顔、足の皮膚に、放射状の隆起が現れる。これはスパイダーベインと呼ばれ出産後には消えてしまう。食事に含まれる飽和脂肪を減らすために、サフラワー油を使ってみてはどうか。タンパク質は血液や筋肉など体の組織を作る重要な栄養素だ。肉や魚が苦手な人や、ベジタリアンは豆類や豆製品、木の実、 穀物から意識して摂るようにしよう。

22週目140日から146日

中耳の骨が固くなり音をよく伝達できるようになる。外界の情報に接していない赤ちゃんは、その音が何かは判断できないが、音に反応して反射が起こる。産毛が赤ちゃんの全体を包み、これから6週間(23週から29週)で早産しても、赤ちゃんが生き延びる可能性がある範囲まで成長した。はじめて感じる胎動をクイックニングと云い重要なイベントだ。

何しろ赤ちゃんと直接コンタクトしたのだから。この時期は、赤ちゃんがかなり成長する。タンパク質を一番必要とする。スープやお鍋は、一度にいろいろな 食材がら様々な栄養を摂れるので、お勧めだ。トマトベースのスープには、ビタミンAが1日の摂取量の半分くらいの量が含まれている。サツマイモにはβカロ チンが豊富だ。100gに25μgのβカロチンが含まれ、1日に必要とされる約半分以上になる。

性行為はパートナーとの健康な関係のための日常だ。妊娠合併症、双子やそれ以上の多胎児を、身ごもっている人、羊水不足、出血している人でなければ、控へる必要はない。わからないことがあれば助産師や医師に相談しよう。そろそろ母親学級に参加してはいかが?パートナーと一緒に参加すれば出産への理解も深まる。

23週目147日から153日

赤ちゃんの体重は600g弱。子宮の赤ちゃんはお母さんの声や肺を空気が満たす音、息を吐く音などだ。皮膚はしわしわだが、とっても薄いので内臓や血管が透けて見える。お母さんは母乳を生産する準備に入っている。

出産後すぐに1日235ml、数日で470ml、7日後には940mlになる。出産後の最初の 6ヶ月はビタミンCが1日35㎎多く必要だ。足のつり やこむらがえりに悩ませられている人はサポート効果のある弾性ストッキングを履いて症状をやわらげましょう。こむらがえりが起きたら腰を下ろせる場所で両 足を伸ばして座り、釣った足の爪先をもって体のほうに引き寄せると、ふくらはぎの筋肉が伸びて痛みがおさまります。

足のつりを防ぐにはりんの摂取を控え、カルシウムを多く摂るようにしよう。カルシウムは1日600㎎が目安だ。牛乳を飲もう。じゃがいもにはビタミンCが 豊富だ。じゃがいも1個には29㎎のビタミンCが含まれ、1日に必要とされる110㎎の1/4近くになる。皮をむかずに調理して、ビタミンCがうしな われるのをふせごう。必要であれば調理後に皮をむきしよう。麦芽パン、ブランシリアル、ライ麦クラッカー、皮付きじゃがいも、皮付きの梨、ピー ナッツには食物繊維が豊富だ。

専門家の研究によると、お産に助産師が立ち会う場合、分娩時間を約2時間、短縮することができる。帝王切開も、助産師の赤ちゃんの位置を矯正するテクニッ クで、半数に減る。出産後のお母さんが、マタニティブルーになる率を下げ、母乳育児ができる率を上げる、とっても頼りになる存在だ。

格言

子どもには拔け目のなさを絶対に教えないように。あなたが、その最初の被害者になるでしょう。 Josh Billing

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